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キッチンカーの失敗事例(提供メニュー編)


近年、様々な媒体でよく取り上げられているキッチンカー(フードトラック)業界。開業者も年々増加、様々なケースで利用される事も多くなり、世間での認知も広がっております。


しかし、その中でもいくつもの失敗事例があります。本項では今までにあった失敗ポイントについて、纏めましたので開業前に参考にしていただければと思います。

【失敗事例(提供メニュー編)】


〈提供商材と販売場所がかみ合ってない〉


キッチンカーは色々な場所で販売できる事が強みではありますが、自分の提供するメニューがどこの場所で販売する事が向いているかを理解しましょう。


オフィス街のランチに営業したい店舗の場合、メニューがホットドッグやタピオカドリンクであるとランチ現場に出店する事自体が難しいです。逆にスーパーの軒先でランチ販売するような丼物を販売してもなかなか売れません。


必ず提供する商材と販売場所の特性をしっかり理解して販路の拡大をしましょう。


〈提供メニューの原価率が高すぎる〉


飲食店の原価率は一般的に「30%~40%」が目安だと言われています。原価率が高すぎると、利益が削られて継続して運営が出来なくなってしますので注意が必要です。

※別項で原価率の紹介をします


また、キッチンカーは出店現場によって出店経費(移動費や出店料など)も変わってきますので、細かく経費を把握しておく事が非常に大切です。必ず原価などの経費を計算して、販売価格を設定しましょう。


〈提供スピードを上げる工夫が難しい〉


キッチンカーで営業していくうえで大切な提供オペレーション。売上に直接的に関わる部分なので工夫をしたいところです。

しかし、商材によっては注文後に調理をしないと固くなったり、色が変わってしまったりなど、どうしても事前準備が出来ず、時間の短縮が難しい事があります。


そうすると販売数が伸びなかったり、また長蛇の列になってしまってお客様が離れてしまう事があります。


ただ、提供スピードだけを上げれば良いという話ではありませんが、業務効率化を図ったり、商材を変更するなど最大限の工夫をして対応しましょう。


上記のようにいろいろな失敗事例を本項では挙げましたが、提供メニューによってはいろいろな工夫が必要になってきます。実際に販売をしてみないと分からない事も多くありますが、なるべく開業前に起こり得る事を想定、準備をし、開業後に余計な失敗をしないようにしましょう。



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